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1. 改札口付近で目に留まる設備たち


1. 改札口付近で目に留まる設備たち
2. ホームで目に留まる設備たち
3. バスとの連携
4. 八乙女駅観察録 〜線路関係の設備〜
5. 泉中央駅新改札口開設前夜
6. おまけ 幟(のぼり)は絶好の広告媒体!?
7. おまけ その2 - 自動販売機は...
8. おまけ その3 - 放送いろいろ

1. 改札口付近で目に留まる設備たち

地下鉄に乗るにも、改札口を入らなければホームには到達できませんし、列車から降りれば改札を通らない事には駅の外へ出られません。
そのようにあくまで“通過経路”としての性質が強いですが、意外なまでに面白い要素は見受けられます。そこで、ここでは目に留まるそういったモノを扱いたいと思います。

自動券売機 その1

もはや全国的には何処でも見られるようになった形の券売機です。近年ではカード乗車券の“スキップカード”を使う人の方が増えましたので、意外と馴染みの無い機械かもしれませんが、操作性は昔からあまり良くない気がします。
黒松駅は他の駅からすれば珍しく、駅舎が完全に地上に出た、首都圏の私鉄の駅のような趣があり、このように改札に入る前は非常に明るく開放的な空間が広がっています。

[画像:黒松駅にて]

自動券売機 その2

券売機のアップ画像です。運賃を入れた時点で小人切符のボタンも一緒に光るため、使い慣れないと躊躇してしまう面があるような気もします。これは開業当時から改善される兆しすらありませんから、少なくても仙台市民からのクレームはないのでしょうけれど...。
なお、他の事業者と同じく、プリペイドカードでの乗車券購入もできますが、2枚が上限です。中途半端な残金のカードは多く作らないよう努めて利用する必要があります。

[画像:仙台駅の南側改札にて]

自動改札機 その1

開業当初はオレンジ色だった自動改札機です。今では全ての改札機がこの紫色に改められています。
この色には一応理由がありまして、紫色の改札機は元々はカード乗車券対応の改札機、一方のオレンジ色の改札機は切符専用の改札機だったのです。カード乗車券が主流となった今では必要性も薄れ、オレンジ色の改札機はいつの間にか姿を消してしまいました。

[画像:勾当台公園駅の南側改札にて]

自動改札機 その2

2004年12月1日に開業した泉中央駅の北側改札では、写真のような新型の改札機が採用されました。また、実は初となる車椅子対応の改札機も採用されています。
それにしても、何故旧型が一台だけ使われているのか、こればかりは謎であるままです。
なお、この改札口は初めて、出口/入口等の表記類が省略されました。

[画像:泉中央駅の北側改札にて]

駅外地図

地下鉄という交通機関は、地下に駅がありますので何処の階段から地上に出るのが最も賢明かを判断するにも地理的感覚がまるで役立ちません。そのため、他の地下鉄同様、仙台の地下鉄にも駅外地図が設置されています。
基本的に公共機関などの位置のみが書かれていますが、近年になり主要商業施設の位置も書かれるようになり、利用し易くなりました。

[画像:仙台駅の北側改札にて]

構内触地図

仙台圏の鉄道駅では初めてらしいのですが、泉中央駅の新改札口使用開始と同時に触地図による構内案内が新設されました。
なお、シールで隠されている部分も、いずれ出口として活用される予定ですので、この写真はそれまでの間の、貴重な一枚となることでしょう。

[画像:泉中央駅の北側改札にて]

出口案内標識 その1

駅の出口階段には出口番号が振られており、上の駅外地図にもその番号による説明が書かれています。この標識灯具はその出口番号の誘導を目的に設置されており、基本的にこの標識を頼りに歩いて行けば目的の出口から出られます。ただし、矢印の方向が曖昧なケースもあり、またこの写真のようにすぐ奥にも通路がある場合があるため、もう少しビジュアル面だけでなく、詳しい説明を付記する必要性がありそうです。

[画像:仙台駅の北側改札にて]

出口案内標識 その2

こちらは同じ出口案内標識なのですが、泉中央駅北出口付近に設けられたもので、まだ暫定的にしか工事が完了していないため、このように左半分が隠されています。やがては見られなくなる一枚ですので、掲載しておきましょう。

[画像:泉中央駅コンコース内にて]

階段の滑り止め

八乙女駅バスプールの階段には、いつの間にか樹脂製の滑り止めが設置されました。真相はわかりませんが、積雪時の滑落事故防止ではないかと思われます。

[画像:八乙女駅バスターミナルにて]

階段の始点・終点明示ブロック

交通局のオフィシャルサイトによれば、交通バリアフリー法により弱視者に対する階段の段差明示の必要があるため、行われた工事とのことです。さすがに全ての段で同じ工事をしては意味がありませんので、階段の最初の段と最後の段のみ、このように周りと明らかにコントラストの異なるブロックに変更されています。

[画像:勾当台公園駅にて]

ローレル賞受賞記念プレート

地下鉄南北線で走っている1000系電車がローレル賞を受賞した際に設置された記念プレートです。
当然といえば当然の事ですが、第01編成の富沢方先頭1101が描かれており、行先も当然“富 沢”になっています。これが1601で“八乙女”だったら面白かったのですが...。
仙台駅の北側改札から出ると券売機とは反対側の通路に掲げられています。

[画像:仙台駅の北側改札にて]

乗り越し精算機(埋込型)

自動改札化されている事もあり、全ての駅に乗り越し精算機が備わっています。

[画像:仙台駅の南側改札にて]

乗り越し精算機(独立型)

上の写真と同じく乗り越し精算機ですが、こちらは機械が独立した形で設置されているもので、奥にも1台見えますが、仙台駅北側改札口には2台の精算機がこのように設置されています。

[画像:仙台駅の北側改札にて]

台原駅のモニュメント“風のシンフォニー”

地下鉄南北線の駅のうち、いくつかの駅にはこのような作品が駅の一部としてデザインされている事があります。
特に台原駅は、明るめの照明と相まって、なかなか美しく見えるものがあります。
なお、気になる大きさですが、写真左手に地下1階部分が見えるように、およそ6mぐらいの高さはあると思われます。

[画像:台原駅改札内にて]

広瀬通駅のモニュメント“星空のプロムナード”

広瀬通駅の地下空間では最も目立つ、星空のプロムナードです。
上の台原駅とは対照的に、極めて暗いのですが、夜空の星の如く光り輝く電球が、幻想的な光景を演出させています。
なお、これを撮影する時は手持ちでシャッタースピードが1秒という恐ろしい値でしたが、本当に駅構内としては異例の、暗い場所で、反対側にある売店が艶消しに感じられます。

[画像:広瀬通駅にて]

勾当台公園駅の彫刻“創造の森”

上記二つの駅はモニュメントでしたが、勾当台公園駅の北側改札付近にはこのような彫刻があります。いずれのモニュメントにも言えますが、光による演出の効果がかなり大きいものばかりです。やはり自然光の乏しい地下空間だからこそ、光を演出の道具として使う事も可能なのでしょうか。

[画像:勾当台公園駅にて]

泉中央駅バスプールの滝モニュメント“ピラミッドの泉” その1

駅より出てしまいますが、これも立派な地下鉄駅に設けられたモニュメントでしょう。
なぜ“ピラミッド”なのかは現地を訪れてみれば分かります。確かにあれがこうしてこうなってと、観察してみると納得できますが...、

[画像:泉中央駅バスプール4番ポール付近にて]

泉中央駅バスプールの滝モニュメント“ピラミッドの泉” その2

上写真の滝状の噴水の上には、このようなモニュメントがあります。これこそ“ピラミッドの泉”でしょう。
この反対側には“ピラミッド”に切り欠きがあり、そこが出入口として活用されています。何とも不思議なモニュメントです。

[画像:泉中央駅タクシーターミナルにて]

泉中央駅バスプールの滝モニュメント“ピラミッドの泉” その3

その1の写真と直角の位置関係にある壁面には、このような彫刻があります。やはりピラミッドに見立てた滝の噴水だけあります。それに関連したデザインなのでしょう。

[画像:泉中央駅バスプール4番ポール付近にて]

駅外には当然...

駅の外になりますが、他の都市の地下鉄同様、仙台の地下鉄もこのようなシンボルマークが表に設置されています。ただし、形態は基本的にこの電照形のみで、各駅で統一されています。
このSS印ですが、恐らく“Sendai Subway”の頭文字でしょう。下にも紹介がありますが、ただのシンボルマークに留まらず、車輛や停止目標のマークにも抜擢されるのですから、他にも見落とし箇所が多々あるかもしれません。

[画像:広瀬通駅にて]

シンボルマーク無しの駅

泉中央駅ぐらいの規模にもなると、さすがに上の電照式シンボルマークは省かれるみたいです。しかし、文字を青く光らせるという基本コンセプトは全く同じです。車輛の色はクリームと緑、車内はオレンジ系、駅は青系と、一応一通りの色は使うようにデザインされた地下鉄なのでしょうか。

[画像:泉中央駅バスプール側出口にて]

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