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5. 泉中央駅新改札口開設前夜


1. 改札口付近で目に留まる設備たち
2. ホームで目に留まる設備たち
3. バスとの連携
4. 八乙女駅観察録 〜線路関係の設備〜
5. 泉中央駅新改札口開設前夜
6. おまけ 幟(のぼり)は絶好の広告媒体!?
7. おまけ その2 - 自動販売機は...
8. おまけ その3 - 放送いろいろ

5. 泉中央駅新改札口開設前夜
泉中央駅に新たな改札口が設けられ、2004年12月1日より使用開始となりました。今まで不便とされていた泉区役所やイズミティ21側に新設された改札で、泉中央駅の従来の改札口の混雑緩和も目的として考えられる、規模の大きな工事でした。そこで、ここでは開設直前の“始動前”の様子でも、特に地味な駅構内側の様子を写真で紹介したいと思います。

コンコース側より

何とも物々しい工事現場の雰囲気ですが、このフェンスより奥はすっかり完成し、いつでも客が利用できるような様子に見受けられました。
泉中央駅そのものも割と新しい駅ではありますが、やはり駅の雰囲気はこのフェンスより奥は明らかに新しく、何処か不思議な光景に思えます。

[画像:泉中央駅構内にて非工事領域より撮影]

ホームモニタとフレームに入りきらない編成

ホームへ降り立ってみました。泉中央駅の富沢方先端部より可能な限り端より撮りましたが、やはりホームモニタと一緒に編成の頭を撮る事は不可能です。
なぜこんな写真を用意したかと申しますと、新改札開設後は停止位置が約15m反対側先端方へ変更となるからです。従って、この位置でドアを開けた姿も11月30日を境に見納めとなります。

[画像:泉中央駅1番線]

ホームモニタ

停止位置変更後、移設されるのか、それとも新設されてこのモニタがお役御免となるのかは記憶が定かではありませんが、ホームモニタも折角ですので話題にしましょう。
泉中央駅では2番線より出る場合は扉方向が右側のため、運転台扉スイッチで閉扉作業が出来ますが、1番線より出発する場合は扉方向が左側のため、正規のスイッチ操作で閉扉しなければなりません。その際の運転士の負担軽減を目的に、このようなホームモニタが設置されています。
しかし、実態を見ていると、1番2番両方に列車が止まっている場合は後発列車の運転士が自発的に閉扉確認をしておる模様で、このモニタを見ながら運転士が扉操作する光景自体、最近はあまり見なくなりました。

[画像:泉中央駅1番線]

何の板でしょう?

恐らくは改札口開設に伴い停止位置が変更になりますから、正規のこれの足模様印刷を保護するためのベニヤ板と思われます。ただし、剥してみないと実態はわかりませんので、1日の開設と共に観察する必要がありそうです。

[画像:泉中央駅1番線]

暫定“乗車口”

実は上にもあるように停止位置が変わるのですが、それより先にタイルの工事を終えてしまったため、暫定的に“乗車口”を示すガムテープが貼られておりました。多くは無表記なのですが、一部このように乗車口とマジックペンで記されたものがあります。

[画像:泉中央駅1番線]

新停止目標 その1

まだ使用されていない停止目標で、使用前はこのように黒いビニールで包まれています。線路間の停止目標は準備されておりますが、特徴的な壁面のSマーク目標は準備されていません。今後準備される予定はあるのか、気になるところです。

[画像:泉中央駅2番線]

新停止目標 その2

この写真奥に見える黒い物体が上に記した未使用の停止目標、そして手前にはオレンジ色の現行停止目標があります。
それにしても、普段列車が乗り入れるところとそうではないところで随分と道床の汚れに違いがあるものです。この奥に続く線路は毎晩毎朝列車の通る、夜間留置線となっておりますので、一応毎日列車運行はある筈なのですが...。

[画像:泉中央駅2番線]

改札への階段 その1

仙台駅同様、昇る階段を誤ると全然違う改札口へ出てしまう構造へと変化しようとしておる泉中央駅ですが、新改札使用開始前は当然立入禁止です。開設してしまえば、恐らくこのような工事現場のフェンスが見られる事は二度と無いでしょう。

[画像:泉中央駅2番線]

改札への階段 その2

どうも緑色のフェンスは開業に先立っての火災訓練対策だった模様で、開設前日には撤去され、シャッターが鎖されただけの姿となっておりました。

[画像:泉中央駅2番線]

改札への階段 その3

という事で、まず営業開始後は見られないであろう、シャッターの鎖された階段に近づいてみました。立ち入るにもシャッターがあって中には立ち入れませんが、一応“立入禁止”の立て看板が...。
それにしても、中央の柱が動線を無視したような位置にある気がして仕方ありません。果たして安全面での配慮はされたのでしょうか?

[画像:泉中央駅2番線]

暫定安全柵

見ての通り、新乗降口と若干干渉するため、新改札使用開始と同時に撤去されると思われますが、殆ど無意味な気もする柵です。面白い容姿でしたので、とりあえず撮っておいてみました。

[画像:泉中央駅1番線]

このように並ぶ姿も...

停止位置が極度に奥ではないため、並ぶ姿は撮れるでしょうが、顔と顔の間に階段が入った並び姿は見納めとなる見通しです。

[画像:泉中央駅2番線]

新設出入口 開業直前

新たに設けられた出入口の使用開始前の写真です。このようなデイライトに照らされた、シャッターの鎖された光景は開業後は見られないでしょう。

[画像:地下鉄泉中央駅西口停留所付近より 提供:5323氏]

昔はここにありました

停留所も移設されましたので、このようなアングルで旧西側の出入口とのツーショットも見納めとなりました。

[画像:旧地下鉄泉中央駅西口停留所付近より 提供:5323氏]

移転のお知らせ その1

宮城交通のポールにはこのような案内がありました。

[画像:旧地下鉄泉中央駅西口停留所にて 提供:5323氏]

移転のお知らせ その2

宮城交通バス車内では、上の案内のモノクロコピー版が掲示され、富谷営業所の本所所属、泉中央案内所駐在車、双方で確認しました。泉営業所の車輛については確認する機会がありませんでしたが、恐らく同様の措置が執られたと考えられます。
余談ながら掲示位置はまちまちで、このように堂々と掲示されておるケースもあれば、11月の沿線催し物カレンダーの上に重ね貼りというお粗末なケースもあり、なかなか興味深いものがありました。

[画像:宮城交通富谷営業所泉中央案内所駐在 66-82号車内にて]

移転のお知らせ その3

市バスのポールはこのようなお決まりの様式の案内ですが、何と宮城交通と連名での告知になっていました。宮城交通側では“仙台市交通局”を含めた案内を製作したのでしょうか。

[画像:新地下鉄泉中央駅西口停留所にて 提供:5323氏]

プレハブ定期券発売所も御役御免

定期券発売所は新しい駅コンコース内に移設される事になったため、バスプールにあった仮設の定期券発売所は御役御免となりました。これはその瞬間的な写真で、看板を取り外した瞬間です。取り外し作業は30日夜に行われました。

[画像:地下鉄泉中央駅バスプール 提供:5323氏]

プレハブ定期券発売所からの引越し その1

定期券発券に関する機器類の移動のためなのか、駅外にあったプレハブ定期券発売所から駅構内の新定期券発売所までの間、床材保護などの目的と思われる青いマットが敷かれました。

[画像:地下鉄泉中央駅バスプール 提供:5323氏]

プレハブ定期券発売所からの引越し その2

こちらは駅構内での“マット”です。工事のフェンスを開いていますが、開口部の幅からすると、そんなに大きな荷物を搬入したわけではない模様です。

[画像:地下鉄泉中央駅新コンコース 提供:5323氏]

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